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[5] B46
投稿者:よろしくお願いします

選択肢cについてですが、長期間、支持喪失による前噛みをしていたら下顎頭は前方には転位しないのでしょうか?

2018/09/19 20:21


[6] Re: B46 - 麻布デンタルアカデミー
ご質問ありがとうございます。

咬合高径の低下の進行につれて、下顎頭には逆説的な位置不良が生じるようになります。

臼歯部の咬合支持喪失当初は、残存歯でかもうとすると下顎全体が前方に移動した状態
となりますが、この状態を放置すると大きな咬合力を受けるようにはできていない上顎前歯が、
しだいにフレアーアウトを起こすようになります(選択肢e)。これにより咬合高径が低下すると、
かつての咬頭嵌合位/中心咬合位よりも深くかんでしまうオーバークロージャーとなります。
下顎は矯正で言うところの反時計回りの過剰な回転を起こします。
この結果、関節窩内では下顎頭は適切な位置を保てなくなり、後ろに倒れたようになります
(顆頭の後方転位)。オーバークロージャーや咬合高径の低い義歯の使用者にみられる
顎関節症様症状はこれが原因で、関節窩後方組織の過剰な圧迫が病態となっています。

また、下顎頭自体も前面や上面が圧迫されて吸収されやすくなり、関節結節の変形も相まって
可動域が増すことになりますが、このことも関節窩内での位置不良の原因となります。

2018/09/19 21:32
[7] Re^2: B46 - よろしくお願いします
ご説明ありがとうございます。丁寧に解説していただいたおかげでやっと納得·理解できました。ありがとうございました。
2018/09/20 02:37

No. Pass.

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