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[24] B72
投稿者:匿名

dの選択肢についてです。
対合が天然歯列であれば、人工歯は咬耗していくため低くなり咬合調整(削合)が必要になるとは考えにくく、また咬合調整(追加)を行えば痛みが増加すると考えられます。
いかがでしょうか。

2018/10/17 11:17


[26] Re: B72 - 麻布デンタルアカデミー
ご質問ありがとうございます。

理論的にはそのようなことももちろんありますし、その場合は上顎前歯の突き上げとフレアーアウトが
別の問題として現れてきますが、本問は臨床実地問題ですので、問題文や症例の写真から得られる所見を
整理して考えていく必要があります。

十分な数設置され、破損もみられないレストを擁する堅牢な金属床義歯を装着している状態で、咬合時に
床下粘膜に疼痛がおこるということは、咬合の不均衡が大きな原因を占めています。このとき、褥瘡性
潰瘍が局所にみられれば義歯不適合の要素が加わっていると窺われますし、床下粘膜の全体に圧痕や発赤
が生じた場合、咬合の不均衡とともに過剰な沈下などの要素が加わっていると考えられます。
普段から常に床下粘膜を過度に圧迫しているようであれば主訴も異なってくるので、
主訴と経過、写真所見を総合的に見る必要があります。

基本的には、義歯使用者の咬合時の疼痛、という場合には咬合、適合、過圧部の有無、あたりを
まず勘案します。その中で、症例・状況に応じて、原因と思しきものを除去していくのが
セオリーとなります。

【補足】
国家試験の文言の履歴から考えると、人工歯の咬合調整=人工歯の削合と考えます。
人工歯咬合面にレジンを追加する場合は、咬合面再構成 という用語で表現されていることがほとんどです。
2018/10/17 21:50
[29] Re^2: B72 - 匿名
両小臼歯にレストが見えません。その後、入れ歯が沈下されて痛くないですか?だからレスト添加が必要であると考えています.
2018/10/25 11:06
[30] Re^3: B72 - 麻布デンタルアカデミー
追加のご質問ありがとうございます。

写真を確認すると、欠損に接する4┘の近心、└5の遠心にレストが設置され、前方の└34の双子鉤
にもレストとしての機能が備わっているように思いますが、おいかがでしょうか。
非装着時の写真と比べていただくとよいのかもしれません。

また、レストの不足であれば5年間の継続使用は考えにくい(もっと早期に圧痕や褥瘡性潰瘍が発生する)
ように思います。
解説にもございますように、レストの破損や不足などで、レストを追加する必要のある症例で
このような状態にある場合、まずは粘膜の圧力負担の不均衡からくるひずみを解除してから
行うのが適切です。

なお、解説書にはとくに記載はありませんが、本症例の金属床義歯の設計からすると、
あとからレストを追加する修理は非常に困難、もしくは不能(メタルフレームのスケルトン
や小連結子と干渉してしまうほか、床用レジン部にレストの脚を埋め込めるだけの余裕がない)
ということにもなろうかと思います。
2018/10/25 13:50

No. Pass.

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